アパレル辞めたい体験談!アパレル販売の仕事は休めない!
アパレル販売の仕事は休めない、アパレル辞めたい気持ちが芽生えた体験談です。
私は、アパレルの正社員として販売職をしていました。
当時は、その店で中堅どころとして働いており、接客に加えて、ダイレクト・メールの作成やお電話でのお客様のお誘いなど、アパレルの仕事は毎日ハードでした。
朝の8時から夜の22時までの長時間労働で、お給料がつくのは夜の6時までで、それ以降はサービス残業の毎日でした。
それでも、アパレルの仕事が好きだから、お客様が好きだから働けていました。
アパレルの仕事を辞めたい理由
ある日、私の父が亡くなりました。
その突然の出来事で、私は頭が真っ白になりました。
とにかくすぐに父のところに行かなければと思い、すぐに店長に報告しました。
きちんと「父が亡くなりました。」と報告したのですが、その後の対応に私はショックを受けました。
私は、ストックで忌引きを頂くご相談をしました。
お店は店長を入れて8人のスタッフが在中しており、全国のデパートに大体お店が入っている大手のアパレルショップの中でも、さらに大きな規模のお店でした。
つまり、人手不足のお店ではなく、何も問題がないはずでした。
しかし、店長の言葉は信じられませんでした。
「あなたの冬休みまだ残ってるから、それを使ってあげるわね。」
私は、一瞬言っている意味が分からなかったのですが、すぐに理解しました。
つまり、冬休みを消化していない私が忌引きを使用すると、勤務日数が減って売り上げが下がるのを敬遠しているんだということでした。
私は、心無い店長の一言に「こんな仕事辞めてやる!」と思いました。
この経験から、アパレルの販売職を辞めたいという気持ちは芽生えていきました。
アパレルきつい!仕事辞めたい!
これまで、アパレルの仕事を続けることができたのは、お客様との出会いがあり、ファッションに興味がある方とのコミュニケーションも楽しいと感じることが多かったです。
また、新商品が入荷するたびに自分で着てみたり、コーディネートを考えたりすることも好きでした。
しかし、その反面、アパレルの仕事は体力的にも精神的にも負担が大きく、私自身の健康面や生活リズムにも悪影響を与えていました。
特に、長時間労働やサービス残業が当たり前とされている業界では、プライベートな時間を確保することが難しく、ストレスや疲労がたまりやすい環境でした。
また、上司や同僚とのコミュニケーションも悩ましいところでした。
アパレルの業界は、美意識やトレンド感覚が求められる分、競争意識や評価基準が厳しいという側面がありました。
上司や先輩からの過度な指導やクレーム、同僚との軋轢も多く、ストレスや不安感がたまることもありました。
そして、私にとって最もつらかったのが、上層部や本部からの無理なノルマや指示でした。
毎月の売り上げ目標を達成しなければならない、というプレッシャーは非常に強く、お客様に対して無理やり商品を勧めたり、不正な手段で売り上げを上げるような状況にもなりました。
そういったことが、私自身の倫理観や良心に反することであり、辞めたいと思う一因となっていました。